2015年06月26日
第1回ママのための防災講座 開催報告②
前回記事「第1回ママのための防災講座開催報告①」の続きです。

前回の記事では、「災害が起きたら、避難所へGO!」
という認識を改めましょうねー、
自宅で避難生活が送れるようにしましょうねー、
そのために必要なポイントは4つありますよー、という内容の講義をレポートしました。
ちなみにその4つのポイントはこちら。
しつこいくらいに繰り返します(笑)
①安全な家と部屋
②備蓄
③ママバッグ
④公助と共助を理解
そして、今回の講座では①の安全な家と部屋を確保するために必要な事を学んで、おうちに持ち帰り、実践に移して頂くことが私たちの願いなのでした。
では、安全な家と部屋を確保するために必要なポイントは??
講師の高良さんに説明していただきました。
☆優先順位をつける
お家の中、全ての部屋に対策を施せればベストですが、まずは優先的に、
「いつも子供が過ごす部屋」「寝室」から対策を。
☆家具への対策
→固定具として一つのアイテムだけでなく、
複数アイテムを組み合わせるとより安全!
例)TVの場合…耐震ジェル+固定ベルト(ワイヤー)/冷蔵庫の場合…突っ張り棒+天井にネジ打ち など
→家具の中身として、上は軽いものを 下は重いものを配置
→家具の角にはクッション材を
☆ガラスへの対策
→飛散防止のフィルムを貼る・固定する
☆避難経路を確保
→余計なものを置かない・ライトを常備
と、ポイントを押さえたところで、家庭内DIGのワークへ移りました。
DIGって、そもそも何!?という方は、昨年の記事(記事はこちら→☆)をご覧ください。
今回の家庭内DIG 当日のワークの流れは、
①自宅の平面図(見取り図)を書いてみよう!
細かく書いているとキリがありません(笑)ササッと5分くらいで皆さん書きあげていただきました。

図面持参で受講して下さった参加者も!その真剣さが嬉しかったです!!
②自宅の危険な場所をチェック!
・対策がとられているもの・危険ではないと判断出来るところには 『〇』
・少々不安が残るところには 『△』
・対策をとっておらず危険だと思われるところには 『×』

③グループごとに、判定内容や対応策について話し合おう!
困っている箇所や、具体的にどう対策したらよいか、また今後こうしたいと思う!などの意見を聞き合いました。

④全体でシェア(意見交換・情報交換)
グループ内で話した内容、対応策などを、各グループのtasukiスタッフがまとめて、みんなに発表しました。
各自→グループ→全体 とシェアすることにより、自分が気が付かなかったところを再認識することや違った見方をすることができました。

全体でシェアした内容(質問については、講師からの回答)はこちら↓↓↓
【家具・収納のスマート化について】
・寝室に背の高い家具が集中している
→別の場所への移動を考えたい&ものを減らしたい
・家具の下の方に重いもの・上の方に軽いものをと思っても、重くて割れる危険のあるものなどは、子どもの手の届かない上部へ置きがち。
→本当にそこにないといけないものかどうか選別し、割れる危険のあるものを安全に収納できるスペースを確保する
・(新築の方)収納をたくさん作ることで、床置きの家具をほとんどなくした
【TVの固定について】
・TVの背面が壁ではなく、窓だった場合はどうしたらいいか?
→TV台と床を固定&TV台とTVをジェルなどで固定した上で、倒れても画面が割れないようにカバーをつける
【窓ガラスへの対策について】
・全ての部屋にフィルムを貼るのは、お金がかかりそう。
→優先的にリビングと子どもの部屋から
・(新築の方)窓ガラスに飛散防止フィルムを貼らず、強度の強いガラスを知り、採用した
【ダイニングテーブルの固定について】
・固定していなくて心配。対策としては、耐震ジェルでよいか?
→動いて挟まれたら、身動きがとれなくなりそうなテーブルについては、ジェルでの固定がベター。
【その他】
・賃貸暮らしなので、壁や天井に穴を開けて家具を固定するのは気が引ける。かと言って、突っ張り棒だけでの固定だと不安。
→対策は命に関わること。何を優先するかは個々で判断するしかない。
突っ張り棒だけで不安な箇所は、+ねじ打ちなど、合わせ技での固定がベター。
・同居の親の部屋が心配
→優先的にリビングと子どもの部屋から対策を
・建具の観音開きの棚について、地震の際に扉が開いてしまいそうなので、S字フックを取っ手につけた
・エアコンがどのように壁につけてあるのか?また、どんな対策が必要なのか??
→講師・高良さんへの宿題ということになりました。
当日の講座は、この後、質疑応答があり、終了しました。
内容としてはここまでですが、受講生の皆さんは、ここで終わってはいけません。
大切なのは、何より、この後のアクション!!!
グループワークの際、受講生の皆さんへの宿題として、3つのアクションを書きだして頂きました。
おうちに帰って、何かしらの行動・対策につなげて頂きたい!という願いからです。
受講生の皆さーん、その後どうですか??
そんな情報交換の場になればいいなということで、Facebookグループに「tasuki防災部」を立ち上げ、受講生の皆さん(facebookにアカウントを持っている方)を招待させていただきました。こちらで防災に関する情報交換をしていきたいと思っています!
(かなりユルーい部活です・笑)
https://www.facebook.com/groups/385781728274921/
公開グループになっていますので、ご興味ある方はぜひ!一緒に情報交換しましょー。
さて、
今回の講座は、スタッフにとっては昨年に引き続き2度目。内容はじゅうぶん理解しているつもりでいましたが、またこうして高良さんのお話しを聞いたり、皆さんと情報をシェアする中で、対策の足りないところをなんとかせねば!と、またグンと士気が高まりました。
熱の冷めないうちに、取り組みたいと思います!
自分の家族を守りたい!その思いで行動を起こし、対策を積み重ねて「我が家は大丈夫!」と言えるようになれば、本当に助けが必要な人の命を救うことにつながる。
もう、やらないわけにはいきませんね・笑
最後になりましたが、今回の講座開催にあたり、講師の高良綾乃さま、託児ボランティアの皆さま、第一建設株式会社沼津支店さま、亀田製菓株式会社さまにご協力いただきました。ありがとうございましたm(__)m
次回の講座は9月に開催予定です。テーマは「無理なくできる!日ごろからの備蓄」です。
また詳細が決まり次第、このブログでお知らせいたしますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(モミコ)

前回の記事では、「災害が起きたら、避難所へGO!」
という認識を改めましょうねー、
自宅で避難生活が送れるようにしましょうねー、
そのために必要なポイントは4つありますよー、という内容の講義をレポートしました。
ちなみにその4つのポイントはこちら。
しつこいくらいに繰り返します(笑)
①安全な家と部屋
②備蓄
③ママバッグ
④公助と共助を理解
そして、今回の講座では①の安全な家と部屋を確保するために必要な事を学んで、おうちに持ち帰り、実践に移して頂くことが私たちの願いなのでした。
では、安全な家と部屋を確保するために必要なポイントは??
講師の高良さんに説明していただきました。
☆優先順位をつける
お家の中、全ての部屋に対策を施せればベストですが、まずは優先的に、
「いつも子供が過ごす部屋」「寝室」から対策を。
☆家具への対策
→固定具として一つのアイテムだけでなく、
複数アイテムを組み合わせるとより安全!
例)TVの場合…耐震ジェル+固定ベルト(ワイヤー)/冷蔵庫の場合…突っ張り棒+天井にネジ打ち など
→家具の中身として、上は軽いものを 下は重いものを配置
→家具の角にはクッション材を
☆ガラスへの対策
→飛散防止のフィルムを貼る・固定する
☆避難経路を確保
→余計なものを置かない・ライトを常備
と、ポイントを押さえたところで、家庭内DIGのワークへ移りました。
DIGって、そもそも何!?という方は、昨年の記事(記事はこちら→☆)をご覧ください。
今回の家庭内DIG 当日のワークの流れは、
①自宅の平面図(見取り図)を書いてみよう!
細かく書いているとキリがありません(笑)ササッと5分くらいで皆さん書きあげていただきました。

②自宅の危険な場所をチェック!
・対策がとられているもの・危険ではないと判断出来るところには 『〇』
・少々不安が残るところには 『△』
・対策をとっておらず危険だと思われるところには 『×』

③グループごとに、判定内容や対応策について話し合おう!
困っている箇所や、具体的にどう対策したらよいか、また今後こうしたいと思う!などの意見を聞き合いました。

④全体でシェア(意見交換・情報交換)
グループ内で話した内容、対応策などを、各グループのtasukiスタッフがまとめて、みんなに発表しました。
各自→グループ→全体 とシェアすることにより、自分が気が付かなかったところを再認識することや違った見方をすることができました。

全体でシェアした内容(質問については、講師からの回答)はこちら↓↓↓
【家具・収納のスマート化について】
・寝室に背の高い家具が集中している
→別の場所への移動を考えたい&ものを減らしたい
・家具の下の方に重いもの・上の方に軽いものをと思っても、重くて割れる危険のあるものなどは、子どもの手の届かない上部へ置きがち。
→本当にそこにないといけないものかどうか選別し、割れる危険のあるものを安全に収納できるスペースを確保する
・(新築の方)収納をたくさん作ることで、床置きの家具をほとんどなくした
【TVの固定について】
・TVの背面が壁ではなく、窓だった場合はどうしたらいいか?
→TV台と床を固定&TV台とTVをジェルなどで固定した上で、倒れても画面が割れないようにカバーをつける
【窓ガラスへの対策について】
・全ての部屋にフィルムを貼るのは、お金がかかりそう。
→優先的にリビングと子どもの部屋から
・(新築の方)窓ガラスに飛散防止フィルムを貼らず、強度の強いガラスを知り、採用した
【ダイニングテーブルの固定について】
・固定していなくて心配。対策としては、耐震ジェルでよいか?
→動いて挟まれたら、身動きがとれなくなりそうなテーブルについては、ジェルでの固定がベター。
【その他】
・賃貸暮らしなので、壁や天井に穴を開けて家具を固定するのは気が引ける。かと言って、突っ張り棒だけでの固定だと不安。
→対策は命に関わること。何を優先するかは個々で判断するしかない。
突っ張り棒だけで不安な箇所は、+ねじ打ちなど、合わせ技での固定がベター。
・同居の親の部屋が心配
→優先的にリビングと子どもの部屋から対策を
・建具の観音開きの棚について、地震の際に扉が開いてしまいそうなので、S字フックを取っ手につけた
・エアコンがどのように壁につけてあるのか?また、どんな対策が必要なのか??
→講師・高良さんへの宿題ということになりました。
当日の講座は、この後、質疑応答があり、終了しました。
内容としてはここまでですが、受講生の皆さんは、ここで終わってはいけません。
大切なのは、何より、この後のアクション!!!
グループワークの際、受講生の皆さんへの宿題として、3つのアクションを書きだして頂きました。
おうちに帰って、何かしらの行動・対策につなげて頂きたい!という願いからです。
受講生の皆さーん、その後どうですか??
そんな情報交換の場になればいいなということで、Facebookグループに「tasuki防災部」を立ち上げ、受講生の皆さん(facebookにアカウントを持っている方)を招待させていただきました。こちらで防災に関する情報交換をしていきたいと思っています!
(かなりユルーい部活です・笑)
https://www.facebook.com/groups/385781728274921/
公開グループになっていますので、ご興味ある方はぜひ!一緒に情報交換しましょー。
さて、
今回の講座は、スタッフにとっては昨年に引き続き2度目。内容はじゅうぶん理解しているつもりでいましたが、またこうして高良さんのお話しを聞いたり、皆さんと情報をシェアする中で、対策の足りないところをなんとかせねば!と、またグンと士気が高まりました。
熱の冷めないうちに、取り組みたいと思います!
自分の家族を守りたい!その思いで行動を起こし、対策を積み重ねて「我が家は大丈夫!」と言えるようになれば、本当に助けが必要な人の命を救うことにつながる。
もう、やらないわけにはいきませんね・笑
最後になりましたが、今回の講座開催にあたり、講師の高良綾乃さま、託児ボランティアの皆さま、第一建設株式会社沼津支店さま、亀田製菓株式会社さまにご協力いただきました。ありがとうございましたm(__)m
次回の講座は9月に開催予定です。テーマは「無理なくできる!日ごろからの備蓄」です。
また詳細が決まり次第、このブログでお知らせいたしますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(モミコ)
Posted by tasuki at 23:30│Comments(0)
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