2015年03月18日
第4回ママのための防災講座 開催報告②
3/13(金)に行われた「第4回ママのための防災講座」開催報告その2です。
(開催報告その1はこちら→☆)

講座前半では、沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良さんより、「公助って?」という話の中で、公助の限界を認識しました。
また、「公助」と「自助」をつなぐのが「共助」だというお話も。そこで、私達も共助の一員!ということがわかり、シチュエーション別に行動に移せることを確認しました。
しかし、私達、乳幼児のママは、いざという時、子どもを抱えて、そんなにたくさんのことはできません
そこでお次の話題は、「子連れでできる共助って?」でした。
子連れでできる共助……それは、「声」だそうです
・「火事だー!!」「人が倒れています!」「誰か手伝ってください!」という発災直後の声掛け。
・「大丈夫ですか?」「また来ますね」「何かあればお互い声掛けしましょう」というご近所同士の声掛け。
うんうん。これなら、乳飲み子を抱えていても、できそうですよね
そして、ご近所づきあいは、日ごろからの関わり方次第で、きっと災害時に活きてきますよね。更に高良さんから、「ご近所にママ友がいると、お互いに助け合えるし、安心度がぐっと上がる。」とも。
これには、会場一同、納得でした。遠くのママ友もいいですが、いざという時は、境遇を分かち合えるご近所のママ友と助け合い、その時を一緒に乗り越えられたらいいですね。もちろん、ママだけで固まるのではなく、世代を超えて、ご近所で分かち合う&助け合うココロも持っていたいですね
また、災害時に自分や周りに怪我をした人がいた際に、どう行動したらいいか?というお話しもありました。
病院ではなく、「歩ける人は原則、救護所へ行くか自宅待機」。
怪我する我が子を、ただ待たせるなんて
……と、実際に想像すると痛ましいですが、そうすることで、本当に治療・処置を急ぐ人に適切な医療行為ができるんだ!ということで、一同、激しく納得しました
と同時に、「応急手当の知識を身につけたいと思った」という参加者も多数いたようです。スバラシイ
そして、高良さんが所属されている災害ボランティアの活動についてもお話がありました。災害ボランティアの方たちが、どうやって現地に入ってくるのか、その登録のしくみと派遣までの流れ、できること・できないこと、また注意すべき点について。その話を聞いて、ボランティアの方たちに、ますます頭が下がる思いがしました
これらのことを知っておくと、いざという時にも冷静に適切に対応ができるように思います。
講座では、この他、オブザーバーとして参加いただいたの元防災士の村木さんに、地域の消防団のお話をしていただいたり、「災害用伝言板web171」の体験利用をして終了しました。
※web171は毎月1日と15日に体験利用ができます。ぜひご家族・友人と一度お試しください
https://www.web171.jp/web171app/topRedirect.do


最後に、「『人に助けてもらう方法』ではなく、『自分を守り、人と助け合う方法』を学ぶのが防災です!」という、高良さんの言葉が胸に染みました。そして、今回の「共助」・「公助」を学んだことで、ますます「自助」の大切さを実感しています。
そうそう
「自助」と言えば、昨年のtasukiの防災講座(1回目~3回目)では、「自助」について学べる内容で開催しました。
今回の4回目までと同じ内容で、また5月以降、tasukiでは防災講座を継続開催していく予定です
全4回のテーマはこちらです↓↓↓
①子どもを守る部屋づくり
②無理なくできる!日ごろからの備蓄
③ママバックを防災仕様に!
④共助と公助・学ぼう助け合いのココロ
引き続き、共助の第一歩とも言える、「自助」、そして助け合いのココロで自分にできることを広げ・深めていく「共助」を皆さんと学び、行動に移していけたらと思っています。これまで開催した4回の講座の反省点を活かして、更にみなさんのお役に立てる防災講座を来年度も開催していきたいと思います
詳細決まりましたら、またこのブログでも告知させていただきますね。お楽しみに
今回の講座開催にあたり、講師の高良綾乃さま、託児ボランティアの皆さま、沼子連の村木豊さま、第一建設株式会社沼津支店さま、亀田製菓株式会社さま、☆☆Candy-box☆☆渡辺末美さま、Hawaian Relaxation LEHUAさまに、様々なかたちでご協力いただきました。ありがとうございましたm(__)m
長々とした報告になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(開催報告その1はこちら→☆)

講座前半では、沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良さんより、「公助って?」という話の中で、公助の限界を認識しました。
また、「公助」と「自助」をつなぐのが「共助」だというお話も。そこで、私達も共助の一員!ということがわかり、シチュエーション別に行動に移せることを確認しました。
しかし、私達、乳幼児のママは、いざという時、子どもを抱えて、そんなにたくさんのことはできません

そこでお次の話題は、「子連れでできる共助って?」でした。
子連れでできる共助……それは、「声」だそうです

・「火事だー!!」「人が倒れています!」「誰か手伝ってください!」という発災直後の声掛け。
・「大丈夫ですか?」「また来ますね」「何かあればお互い声掛けしましょう」というご近所同士の声掛け。
うんうん。これなら、乳飲み子を抱えていても、できそうですよね

そして、ご近所づきあいは、日ごろからの関わり方次第で、きっと災害時に活きてきますよね。更に高良さんから、「ご近所にママ友がいると、お互いに助け合えるし、安心度がぐっと上がる。」とも。
これには、会場一同、納得でした。遠くのママ友もいいですが、いざという時は、境遇を分かち合えるご近所のママ友と助け合い、その時を一緒に乗り越えられたらいいですね。もちろん、ママだけで固まるのではなく、世代を超えて、ご近所で分かち合う&助け合うココロも持っていたいですね

また、災害時に自分や周りに怪我をした人がいた際に、どう行動したらいいか?というお話しもありました。
病院ではなく、「歩ける人は原則、救護所へ行くか自宅待機」。
怪我する我が子を、ただ待たせるなんて


と同時に、「応急手当の知識を身につけたいと思った」という参加者も多数いたようです。スバラシイ

そして、高良さんが所属されている災害ボランティアの活動についてもお話がありました。災害ボランティアの方たちが、どうやって現地に入ってくるのか、その登録のしくみと派遣までの流れ、できること・できないこと、また注意すべき点について。その話を聞いて、ボランティアの方たちに、ますます頭が下がる思いがしました

これらのことを知っておくと、いざという時にも冷静に適切に対応ができるように思います。
講座では、この他、オブザーバーとして参加いただいたの元防災士の村木さんに、地域の消防団のお話をしていただいたり、「災害用伝言板web171」の体験利用をして終了しました。
※web171は毎月1日と15日に体験利用ができます。ぜひご家族・友人と一度お試しください

https://www.web171.jp/web171app/topRedirect.do


最後に、「『人に助けてもらう方法』ではなく、『自分を守り、人と助け合う方法』を学ぶのが防災です!」という、高良さんの言葉が胸に染みました。そして、今回の「共助」・「公助」を学んだことで、ますます「自助」の大切さを実感しています。
そうそう

「自助」と言えば、昨年のtasukiの防災講座(1回目~3回目)では、「自助」について学べる内容で開催しました。
今回の4回目までと同じ内容で、また5月以降、tasukiでは防災講座を継続開催していく予定です

全4回のテーマはこちらです↓↓↓
①子どもを守る部屋づくり
②無理なくできる!日ごろからの備蓄
③ママバックを防災仕様に!
④共助と公助・学ぼう助け合いのココロ
引き続き、共助の第一歩とも言える、「自助」、そして助け合いのココロで自分にできることを広げ・深めていく「共助」を皆さんと学び、行動に移していけたらと思っています。これまで開催した4回の講座の反省点を活かして、更にみなさんのお役に立てる防災講座を来年度も開催していきたいと思います

詳細決まりましたら、またこのブログでも告知させていただきますね。お楽しみに

今回の講座開催にあたり、講師の高良綾乃さま、託児ボランティアの皆さま、沼子連の村木豊さま、第一建設株式会社沼津支店さま、亀田製菓株式会社さま、☆☆Candy-box☆☆渡辺末美さま、Hawaian Relaxation LEHUAさまに、様々なかたちでご協力いただきました。ありがとうございましたm(__)m
長々とした報告になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2015年03月17日
第4回ママのための防災講座 開催報告①
3/13(金)に『第4回ママのための防災講座』を開催しました!
1回目のテーマは『子どもを守る部屋づくり』、2回目は『無理なくできる!日ごろからの備蓄』、3回目は『ママバッグを防災仕様に』でした。これまでの3回は、自助がテーマ。そして今回は『共助と公助・学ぼう助け合いのココロ』と題して、公助って?共助って?というところから、私達自身にできる助け合いのココロを学ぶことがテーマでした。
今回も講師は沼津市災害ボランティアコーディネーター協会災害対策委員会の高良綾乃さん。(その絶妙の語り口に、高良さんファンがじわじわ増殖中!いつもありがとうございます
)
講座は高良さんの講義からスタートです。
【1】公助について、もっと知ろう
公助とは何か、それを具体的にイメージできるようにお話いただきました。
主体は行政や消防になります。災害時の対応は、ライフラインの復旧や消火救援活動、また支援物資の配給などがあり、てんてこ舞い
つまり、災害時に役所や消防は、私達市民一人一人、「個人」への対応はムリ!ということが見えてきます
(私自身、「いざという時は、行政がなんとかしてくれるんじゃ……」と淡い期待を抱いていた時もありましたが、tasukiで防災講座を準備していく中で、「間違った期待は100%裏切られる」とバッサリ斬ってもらいました
)
そんな中で、
「自助(市民)」と「公助(行政)」をつなぐ役割を担うのが、「共助」とのこと
自助・共助・公助、それぞれが切れ切れではなく、ひとつながりになっているんですね
【2】共助について、もっと知ろう
共助とは、「要援護者の避難に協力したり、地域の方々と消火活動を行うなど、周りの人たちと助け合うこと」だそうです。
ここで大切なのは、「私たち自身も共助の一員!」ということ
◎公助・共助の働きや、災害時の情報・物資の流れを知り、自分の立ち位置を理解すること。
◎私にできる共助とは何か、普段から心づもりをして準備し、災害時に力を発揮すること。
つまり、誰かが何かをしてくれる、ではなく、自分に何ができるのか……それを普段から意識して行動に移していくことが大切!と教わりました。
講座では、【平常時】・【災害時/直後】・【災害時/その後】とそれぞれのシチュエーション別に、私達にできる共助を具体的に説明していただきました。
(中でも私は、平常時の「自助をしっかり」・「防災訓練への参加」、災害時の「黄色いハンカチ」※「初期消火(のための消火スプレー購入)」をすぐにでも実践したいと思いますっ
)
※黄色いハンカチとは
災害時、安否確認を迅速に行うために「我が家は大丈夫!だから他の人を助けてほしい!」という意思表示の印で、道路から見える場所に掲げるもの。黄色いものなら、ハンカチでなくてもOKだそうです。今回、講座のお土産として、黄色いハンカチを参加者にお配りしました
tasukiの講座を受講して、この黄色いハンカチを掲げることのできるママを一人でも多く増やすことができたらイイナ
その思いは、私たちが防災講座を開催し続ける原動力の一つになっています。
そして、高良さんのお話は子連れでもできる共助について、続いていきます。
時に笑いを交えつつ、分かりやすく講義してくださる高良さん。
参加者の皆さんも、時に激しく唸りながら、熱心に講義を聴いてくださいました。
マジメな話が長く続きましてので、今日の報告はここまで。
続きは開催報告②へ。
1回目のテーマは『子どもを守る部屋づくり』、2回目は『無理なくできる!日ごろからの備蓄』、3回目は『ママバッグを防災仕様に』でした。これまでの3回は、自助がテーマ。そして今回は『共助と公助・学ぼう助け合いのココロ』と題して、公助って?共助って?というところから、私達自身にできる助け合いのココロを学ぶことがテーマでした。
今回も講師は沼津市災害ボランティアコーディネーター協会災害対策委員会の高良綾乃さん。(その絶妙の語り口に、高良さんファンがじわじわ増殖中!いつもありがとうございます

講座は高良さんの講義からスタートです。
【1】公助について、もっと知ろう
公助とは何か、それを具体的にイメージできるようにお話いただきました。
主体は行政や消防になります。災害時の対応は、ライフラインの復旧や消火救援活動、また支援物資の配給などがあり、てんてこ舞い

つまり、災害時に役所や消防は、私達市民一人一人、「個人」への対応はムリ!ということが見えてきます

(私自身、「いざという時は、行政がなんとかしてくれるんじゃ……」と淡い期待を抱いていた時もありましたが、tasukiで防災講座を準備していく中で、「間違った期待は100%裏切られる」とバッサリ斬ってもらいました

そんな中で、
「自助(市民)」と「公助(行政)」をつなぐ役割を担うのが、「共助」とのこと

自助・共助・公助、それぞれが切れ切れではなく、ひとつながりになっているんですね

【2】共助について、もっと知ろう
共助とは、「要援護者の避難に協力したり、地域の方々と消火活動を行うなど、周りの人たちと助け合うこと」だそうです。
ここで大切なのは、「私たち自身も共助の一員!」ということ

◎公助・共助の働きや、災害時の情報・物資の流れを知り、自分の立ち位置を理解すること。
◎私にできる共助とは何か、普段から心づもりをして準備し、災害時に力を発揮すること。
つまり、誰かが何かをしてくれる、ではなく、自分に何ができるのか……それを普段から意識して行動に移していくことが大切!と教わりました。
講座では、【平常時】・【災害時/直後】・【災害時/その後】とそれぞれのシチュエーション別に、私達にできる共助を具体的に説明していただきました。
(中でも私は、平常時の「自助をしっかり」・「防災訓練への参加」、災害時の「黄色いハンカチ」※「初期消火(のための消火スプレー購入)」をすぐにでも実践したいと思いますっ

※黄色いハンカチとは
災害時、安否確認を迅速に行うために「我が家は大丈夫!だから他の人を助けてほしい!」という意思表示の印で、道路から見える場所に掲げるもの。黄色いものなら、ハンカチでなくてもOKだそうです。今回、講座のお土産として、黄色いハンカチを参加者にお配りしました

tasukiの講座を受講して、この黄色いハンカチを掲げることのできるママを一人でも多く増やすことができたらイイナ

その思いは、私たちが防災講座を開催し続ける原動力の一つになっています。
そして、高良さんのお話は子連れでもできる共助について、続いていきます。
時に笑いを交えつつ、分かりやすく講義してくださる高良さん。
参加者の皆さんも、時に激しく唸りながら、熱心に講義を聴いてくださいました。
マジメな話が長く続きましてので、今日の報告はここまで。
続きは開催報告②へ。