2016年07月22日
第2回ママのための防災講座開催報告
6/29(水)第二回ママのための防災講座を開催しました!
(ブログ掲載が危うく一カ月経過しそうでした・・危ない危ない・・いや、十分遅いです、ハイ。すみません。)
第二回のテーマは『無理なくできる!日ごろからの備蓄』
前半はママ目線の備蓄について学び、後半はサバイバルご飯の調理実習を行いました。
まずは『備蓄』!!もしもの時のために備えなければと思いつつなかなかできない・・・なぜできないのか?やはり何を(種類)どれくらい(量)準備すればいいのか分からないからではないでしょうか?
講座ではママ防災アドバイザーの高良綾乃さんにどんな種類のものを、どの位の量備えればいいのか教えて頂きました。気持ちだけ焦って、とりあえずホームセンターの災害グッズ売り場に行くと失敗する例は「なるほど~」でした。
家族構成によって必要なものや量は異なりますが、災害後の場面を想定して必要なものを考えたり、計算式に当てはめて必要量を出したりと、高良さんの講義は具体的にイメージができて分かりやすいんです!ご自身がボランティア活動を通じて得た情報を教えて下さるので「へ~」と「なるほど~」の連続です!
後半はサバイバルご飯の調理実習。今回はポリ袋クッキングです。

メニューは子供も大人も大好きなカレーライス。ポリ袋でお米が炊けて、カレーが作れるんです!災害時を想定して水道は使えないことにしましたが、皆さん工夫して限られた水で調理~後片付けまで行っていました。ここで工夫の一部をご紹介。
その①・グツグツ煮込む水はお米のとぎ汁や野菜を洗った水を使う。
(ポリ袋で密封して煮込むため、料理には影響しません)

その②・洗いものを減らすため、お皿にラップを敷く。または、袋のまま食べる。
(1袋1人分で調理しています)


その③・洗いものを減らすため、カレールーを細かくするのに缶詰の蓋を使う。

他にも工夫がたくさん!スタッフの助言がなくても、受講者の皆さんで考えどんどん調理は進みました。ポリ袋を30分コトコト煮込んでご飯とカレーの完成です。

(お皿に添えてあるビスケットは、沼津市役所危機管理課様より提供して頂いた非常食です。ありがとうございました!)
出来栄えは上々。何よりこんなに簡単にご飯が炊けることに皆さん驚かれていました。(煮込み時間が足りずにカレーの具が固かったグループの皆さん、ごめんなさい・・もう少し余裕を持てるよう、運営側が時間配分を考えます・・)
今回の調理実習ではポリ袋クッキングを選んだ私たちですが、誤ったイメージを与えたくないな、という思いもありました。それは必ずしも「災害時の食事=ポリ袋クッキング」ではないということです。発災後しばらくたって落ち着いてきたら、色々と備蓄してある家庭でできるのがポリ袋クッキングなんです。
災害が起こってすぐは料理することなんて考えられない状況です。しばらくは料理しなくても食べられる缶詰やインスタント食品が続きます。でも少し落ち着いてきたら、温かい食事でほっとしたい、家族に温かい食事を食べさせてあげたいと思い始めるかもしれません。
そんな時に限られた材料や設備で、簡単にできる調理方法を知っておくと便利ですよ、そのためにはある程度備蓄も必要ですよ、とお伝えしたくて今回ポリ袋クッキングをご紹介しました。
実はカレーだけでなく、和食などいろんなメニューがポリ袋で調理できるんです。
ポリ袋調理の本もあるんですよ。災害が起こってからではなく、平常時に練習して慣れておくと安心ですね。
相変わらずのバタバタな進行で、あっという間に2時間半の講座は終了。3クール目とはいえ、まだまだ課題が山盛りな私たちです。それでも講座終了後に次回の予約を入れて下さった受講者さんがいたのは本当に嬉しかったです!これからも頑張ります!
第3回、第4回講座は10月開催予定です。詳細が決まり次第、こちらのブログでお知らせします。
最後になりましたが、講師の高良綾乃様、アドバイザーの村木豊様、託児ボランティアの皆様、沼津市役所危機管理課様、第一建設株式会社様、亀田製菓株式会社様、いつもご協力ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(ブログ掲載が危うく一カ月経過しそうでした・・危ない危ない・・いや、十分遅いです、ハイ。すみません。)
第二回のテーマは『無理なくできる!日ごろからの備蓄』
前半はママ目線の備蓄について学び、後半はサバイバルご飯の調理実習を行いました。
まずは『備蓄』!!もしもの時のために備えなければと思いつつなかなかできない・・・なぜできないのか?やはり何を(種類)どれくらい(量)準備すればいいのか分からないからではないでしょうか?
講座ではママ防災アドバイザーの高良綾乃さんにどんな種類のものを、どの位の量備えればいいのか教えて頂きました。気持ちだけ焦って、とりあえずホームセンターの災害グッズ売り場に行くと失敗する例は「なるほど~」でした。
家族構成によって必要なものや量は異なりますが、災害後の場面を想定して必要なものを考えたり、計算式に当てはめて必要量を出したりと、高良さんの講義は具体的にイメージができて分かりやすいんです!ご自身がボランティア活動を通じて得た情報を教えて下さるので「へ~」と「なるほど~」の連続です!
後半はサバイバルご飯の調理実習。今回はポリ袋クッキングです。
メニューは子供も大人も大好きなカレーライス。ポリ袋でお米が炊けて、カレーが作れるんです!災害時を想定して水道は使えないことにしましたが、皆さん工夫して限られた水で調理~後片付けまで行っていました。ここで工夫の一部をご紹介。
その①・グツグツ煮込む水はお米のとぎ汁や野菜を洗った水を使う。
(ポリ袋で密封して煮込むため、料理には影響しません)
その②・洗いものを減らすため、お皿にラップを敷く。または、袋のまま食べる。
(1袋1人分で調理しています)
その③・洗いものを減らすため、カレールーを細かくするのに缶詰の蓋を使う。
他にも工夫がたくさん!スタッフの助言がなくても、受講者の皆さんで考えどんどん調理は進みました。ポリ袋を30分コトコト煮込んでご飯とカレーの完成です。
(お皿に添えてあるビスケットは、沼津市役所危機管理課様より提供して頂いた非常食です。ありがとうございました!)
出来栄えは上々。何よりこんなに簡単にご飯が炊けることに皆さん驚かれていました。(煮込み時間が足りずにカレーの具が固かったグループの皆さん、ごめんなさい・・もう少し余裕を持てるよう、運営側が時間配分を考えます・・)
今回の調理実習ではポリ袋クッキングを選んだ私たちですが、誤ったイメージを与えたくないな、という思いもありました。それは必ずしも「災害時の食事=ポリ袋クッキング」ではないということです。発災後しばらくたって落ち着いてきたら、色々と備蓄してある家庭でできるのがポリ袋クッキングなんです。
災害が起こってすぐは料理することなんて考えられない状況です。しばらくは料理しなくても食べられる缶詰やインスタント食品が続きます。でも少し落ち着いてきたら、温かい食事でほっとしたい、家族に温かい食事を食べさせてあげたいと思い始めるかもしれません。
そんな時に限られた材料や設備で、簡単にできる調理方法を知っておくと便利ですよ、そのためにはある程度備蓄も必要ですよ、とお伝えしたくて今回ポリ袋クッキングをご紹介しました。
実はカレーだけでなく、和食などいろんなメニューがポリ袋で調理できるんです。
ポリ袋調理の本もあるんですよ。災害が起こってからではなく、平常時に練習して慣れておくと安心ですね。
相変わらずのバタバタな進行で、あっという間に2時間半の講座は終了。3クール目とはいえ、まだまだ課題が山盛りな私たちです。それでも講座終了後に次回の予約を入れて下さった受講者さんがいたのは本当に嬉しかったです!これからも頑張ります!
第3回、第4回講座は10月開催予定です。詳細が決まり次第、こちらのブログでお知らせします。
最後になりましたが、講師の高良綾乃様、アドバイザーの村木豊様、託児ボランティアの皆様、沼津市役所危機管理課様、第一建設株式会社様、亀田製菓株式会社様、いつもご協力ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Posted by tasuki at 00:17│Comments(0)
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