2015年06月26日
第1回ママのための防災講座 開催報告②
前回記事「第1回ママのための防災講座開催報告①」の続きです。

前回の記事では、「災害が起きたら、避難所へGO!」
という認識を改めましょうねー、
自宅で避難生活が送れるようにしましょうねー、
そのために必要なポイントは4つありますよー、という内容の講義をレポートしました。
ちなみにその4つのポイントはこちら。
しつこいくらいに繰り返します(笑)
①安全な家と部屋
②備蓄
③ママバッグ
④公助と共助を理解
そして、今回の講座では①の安全な家と部屋を確保するために必要な事を学んで、おうちに持ち帰り、実践に移して頂くことが私たちの願いなのでした。
では、安全な家と部屋を確保するために必要なポイントは??
講師の高良さんに説明していただきました。
☆優先順位をつける
お家の中、全ての部屋に対策を施せればベストですが、まずは優先的に、
「いつも子供が過ごす部屋」「寝室」から対策を。
☆家具への対策
→固定具として一つのアイテムだけでなく、
複数アイテムを組み合わせるとより安全!
例)TVの場合…耐震ジェル+固定ベルト(ワイヤー)/冷蔵庫の場合…突っ張り棒+天井にネジ打ち など
→家具の中身として、上は軽いものを 下は重いものを配置
→家具の角にはクッション材を
☆ガラスへの対策
→飛散防止のフィルムを貼る・固定する
☆避難経路を確保
→余計なものを置かない・ライトを常備
と、ポイントを押さえたところで、家庭内DIGのワークへ移りました。
DIGって、そもそも何!?という方は、昨年の記事(記事はこちら→☆)をご覧ください。
今回の家庭内DIG 当日のワークの流れは、
①自宅の平面図(見取り図)を書いてみよう!
細かく書いているとキリがありません(笑)ササッと5分くらいで皆さん書きあげていただきました。

図面持参で受講して下さった参加者も!その真剣さが嬉しかったです!!
②自宅の危険な場所をチェック!
・対策がとられているもの・危険ではないと判断出来るところには 『〇』
・少々不安が残るところには 『△』
・対策をとっておらず危険だと思われるところには 『×』

③グループごとに、判定内容や対応策について話し合おう!
困っている箇所や、具体的にどう対策したらよいか、また今後こうしたいと思う!などの意見を聞き合いました。

④全体でシェア(意見交換・情報交換)
グループ内で話した内容、対応策などを、各グループのtasukiスタッフがまとめて、みんなに発表しました。
各自→グループ→全体 とシェアすることにより、自分が気が付かなかったところを再認識することや違った見方をすることができました。

全体でシェアした内容(質問については、講師からの回答)はこちら↓↓↓
【家具・収納のスマート化について】
・寝室に背の高い家具が集中している
→別の場所への移動を考えたい&ものを減らしたい
・家具の下の方に重いもの・上の方に軽いものをと思っても、重くて割れる危険のあるものなどは、子どもの手の届かない上部へ置きがち。
→本当にそこにないといけないものかどうか選別し、割れる危険のあるものを安全に収納できるスペースを確保する
・(新築の方)収納をたくさん作ることで、床置きの家具をほとんどなくした
【TVの固定について】
・TVの背面が壁ではなく、窓だった場合はどうしたらいいか?
→TV台と床を固定&TV台とTVをジェルなどで固定した上で、倒れても画面が割れないようにカバーをつける
【窓ガラスへの対策について】
・全ての部屋にフィルムを貼るのは、お金がかかりそう。
→優先的にリビングと子どもの部屋から
・(新築の方)窓ガラスに飛散防止フィルムを貼らず、強度の強いガラスを知り、採用した
【ダイニングテーブルの固定について】
・固定していなくて心配。対策としては、耐震ジェルでよいか?
→動いて挟まれたら、身動きがとれなくなりそうなテーブルについては、ジェルでの固定がベター。
【その他】
・賃貸暮らしなので、壁や天井に穴を開けて家具を固定するのは気が引ける。かと言って、突っ張り棒だけでの固定だと不安。
→対策は命に関わること。何を優先するかは個々で判断するしかない。
突っ張り棒だけで不安な箇所は、+ねじ打ちなど、合わせ技での固定がベター。
・同居の親の部屋が心配
→優先的にリビングと子どもの部屋から対策を
・建具の観音開きの棚について、地震の際に扉が開いてしまいそうなので、S字フックを取っ手につけた
・エアコンがどのように壁につけてあるのか?また、どんな対策が必要なのか??
→講師・高良さんへの宿題ということになりました。
当日の講座は、この後、質疑応答があり、終了しました。
内容としてはここまでですが、受講生の皆さんは、ここで終わってはいけません。
大切なのは、何より、この後のアクション!!!
グループワークの際、受講生の皆さんへの宿題として、3つのアクションを書きだして頂きました。
おうちに帰って、何かしらの行動・対策につなげて頂きたい!という願いからです。
受講生の皆さーん、その後どうですか??
そんな情報交換の場になればいいなということで、Facebookグループに「tasuki防災部」を立ち上げ、受講生の皆さん(facebookにアカウントを持っている方)を招待させていただきました。こちらで防災に関する情報交換をしていきたいと思っています!
(かなりユルーい部活です・笑)
https://www.facebook.com/groups/385781728274921/
公開グループになっていますので、ご興味ある方はぜひ!一緒に情報交換しましょー。
さて、
今回の講座は、スタッフにとっては昨年に引き続き2度目。内容はじゅうぶん理解しているつもりでいましたが、またこうして高良さんのお話しを聞いたり、皆さんと情報をシェアする中で、対策の足りないところをなんとかせねば!と、またグンと士気が高まりました。
熱の冷めないうちに、取り組みたいと思います!
自分の家族を守りたい!その思いで行動を起こし、対策を積み重ねて「我が家は大丈夫!」と言えるようになれば、本当に助けが必要な人の命を救うことにつながる。
もう、やらないわけにはいきませんね・笑
最後になりましたが、今回の講座開催にあたり、講師の高良綾乃さま、託児ボランティアの皆さま、第一建設株式会社沼津支店さま、亀田製菓株式会社さまにご協力いただきました。ありがとうございましたm(__)m
次回の講座は9月に開催予定です。テーマは「無理なくできる!日ごろからの備蓄」です。
また詳細が決まり次第、このブログでお知らせいたしますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(モミコ)

前回の記事では、「災害が起きたら、避難所へGO!」
という認識を改めましょうねー、
自宅で避難生活が送れるようにしましょうねー、
そのために必要なポイントは4つありますよー、という内容の講義をレポートしました。
ちなみにその4つのポイントはこちら。
しつこいくらいに繰り返します(笑)
①安全な家と部屋
②備蓄
③ママバッグ
④公助と共助を理解
そして、今回の講座では①の安全な家と部屋を確保するために必要な事を学んで、おうちに持ち帰り、実践に移して頂くことが私たちの願いなのでした。
では、安全な家と部屋を確保するために必要なポイントは??
講師の高良さんに説明していただきました。
☆優先順位をつける
お家の中、全ての部屋に対策を施せればベストですが、まずは優先的に、
「いつも子供が過ごす部屋」「寝室」から対策を。
☆家具への対策
→固定具として一つのアイテムだけでなく、
複数アイテムを組み合わせるとより安全!
例)TVの場合…耐震ジェル+固定ベルト(ワイヤー)/冷蔵庫の場合…突っ張り棒+天井にネジ打ち など
→家具の中身として、上は軽いものを 下は重いものを配置
→家具の角にはクッション材を
☆ガラスへの対策
→飛散防止のフィルムを貼る・固定する
☆避難経路を確保
→余計なものを置かない・ライトを常備
と、ポイントを押さえたところで、家庭内DIGのワークへ移りました。
DIGって、そもそも何!?という方は、昨年の記事(記事はこちら→☆)をご覧ください。
今回の家庭内DIG 当日のワークの流れは、
①自宅の平面図(見取り図)を書いてみよう!
細かく書いているとキリがありません(笑)ササッと5分くらいで皆さん書きあげていただきました。

②自宅の危険な場所をチェック!
・対策がとられているもの・危険ではないと判断出来るところには 『〇』
・少々不安が残るところには 『△』
・対策をとっておらず危険だと思われるところには 『×』

③グループごとに、判定内容や対応策について話し合おう!
困っている箇所や、具体的にどう対策したらよいか、また今後こうしたいと思う!などの意見を聞き合いました。

④全体でシェア(意見交換・情報交換)
グループ内で話した内容、対応策などを、各グループのtasukiスタッフがまとめて、みんなに発表しました。
各自→グループ→全体 とシェアすることにより、自分が気が付かなかったところを再認識することや違った見方をすることができました。

全体でシェアした内容(質問については、講師からの回答)はこちら↓↓↓
【家具・収納のスマート化について】
・寝室に背の高い家具が集中している
→別の場所への移動を考えたい&ものを減らしたい
・家具の下の方に重いもの・上の方に軽いものをと思っても、重くて割れる危険のあるものなどは、子どもの手の届かない上部へ置きがち。
→本当にそこにないといけないものかどうか選別し、割れる危険のあるものを安全に収納できるスペースを確保する
・(新築の方)収納をたくさん作ることで、床置きの家具をほとんどなくした
【TVの固定について】
・TVの背面が壁ではなく、窓だった場合はどうしたらいいか?
→TV台と床を固定&TV台とTVをジェルなどで固定した上で、倒れても画面が割れないようにカバーをつける
【窓ガラスへの対策について】
・全ての部屋にフィルムを貼るのは、お金がかかりそう。
→優先的にリビングと子どもの部屋から
・(新築の方)窓ガラスに飛散防止フィルムを貼らず、強度の強いガラスを知り、採用した
【ダイニングテーブルの固定について】
・固定していなくて心配。対策としては、耐震ジェルでよいか?
→動いて挟まれたら、身動きがとれなくなりそうなテーブルについては、ジェルでの固定がベター。
【その他】
・賃貸暮らしなので、壁や天井に穴を開けて家具を固定するのは気が引ける。かと言って、突っ張り棒だけでの固定だと不安。
→対策は命に関わること。何を優先するかは個々で判断するしかない。
突っ張り棒だけで不安な箇所は、+ねじ打ちなど、合わせ技での固定がベター。
・同居の親の部屋が心配
→優先的にリビングと子どもの部屋から対策を
・建具の観音開きの棚について、地震の際に扉が開いてしまいそうなので、S字フックを取っ手につけた
・エアコンがどのように壁につけてあるのか?また、どんな対策が必要なのか??
→講師・高良さんへの宿題ということになりました。
当日の講座は、この後、質疑応答があり、終了しました。
内容としてはここまでですが、受講生の皆さんは、ここで終わってはいけません。
大切なのは、何より、この後のアクション!!!
グループワークの際、受講生の皆さんへの宿題として、3つのアクションを書きだして頂きました。
おうちに帰って、何かしらの行動・対策につなげて頂きたい!という願いからです。
受講生の皆さーん、その後どうですか??
そんな情報交換の場になればいいなということで、Facebookグループに「tasuki防災部」を立ち上げ、受講生の皆さん(facebookにアカウントを持っている方)を招待させていただきました。こちらで防災に関する情報交換をしていきたいと思っています!
(かなりユルーい部活です・笑)
https://www.facebook.com/groups/385781728274921/
公開グループになっていますので、ご興味ある方はぜひ!一緒に情報交換しましょー。
さて、
今回の講座は、スタッフにとっては昨年に引き続き2度目。内容はじゅうぶん理解しているつもりでいましたが、またこうして高良さんのお話しを聞いたり、皆さんと情報をシェアする中で、対策の足りないところをなんとかせねば!と、またグンと士気が高まりました。
熱の冷めないうちに、取り組みたいと思います!
自分の家族を守りたい!その思いで行動を起こし、対策を積み重ねて「我が家は大丈夫!」と言えるようになれば、本当に助けが必要な人の命を救うことにつながる。
もう、やらないわけにはいきませんね・笑
最後になりましたが、今回の講座開催にあたり、講師の高良綾乃さま、託児ボランティアの皆さま、第一建設株式会社沼津支店さま、亀田製菓株式会社さまにご協力いただきました。ありがとうございましたm(__)m
次回の講座は9月に開催予定です。テーマは「無理なくできる!日ごろからの備蓄」です。
また詳細が決まり次第、このブログでお知らせいたしますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(モミコ)
2015年06月24日
第1回ママのための防災講座 開催報告①
6/20(土)にママのための防災講座を開催しました!
昨年4回シリーズで開催した本講座。好評につきリピート開催した、その第1回目の講座なのでした!
今回、土曜開催を試みてみたものの、参加者が集まるか心配していましたが、
見学に見えた方も含めて、合計18名の方に受講いただきました。
受講頂いた皆様、お子さんを連れての受講は大変な面もあったかと思います。貴重な土曜日の時間をこの講座に割いていただき、ありがとうございました!

講師はおなじみ!沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良綾乃さんです。
最近、ママ向けの防災講座の講師としてあちこち引っ張りダコの高良さん♪
「防災」というと、どこから手をつけていいか分からなくなりがちですが、色々な情報がある中で、ママ達が何を優先して、どこにポイントに置いて対策したらいいのか、いつもスッキリ整理して伝えてくださいます。tasukiは本当に素晴らしい講師に恵まれています\(^o^)/
少し脱線しますが、、、高良さんは、本業でお弁当講師をされています。
気になる方は、こちらのブログをチェック!(http://ameblo.jp/vege-takarabako/)たまに防災ネタもアップされるので、要チェックブログですよー(*^_^*)
さて、講師へのゴマスリはここまでにして本題に戻りまして・笑
今回の講座のテーマは「子どもを守る部屋づくり」。
こんな流れで進んで行きましたよー。
☆避難所ってどんなとこ?
☆避難所のメリット・デメリット
☆自宅での避難生活に必要なこと
☆安全な家と部屋のポイント
☆【ワーク】家庭内DIG
それぞれ、振り返ってみますね。
☆避難所ってどんなとこ?
「大地震が来たら、とりあえず避難所へ行けばいいや!
そう考えていませんか??」
という高良さんの問いかけに、参加者もうなずき気味……。
そこで、避難所の現状をおさえるところから。
沼津市を例に挙げ、沼津市民がみーんなそれぞれ避難所に駆け込んだらどうなるかを説明していただきました。
沼津市の人口は約20万人。そして、沼津市内の避難所の数は約50箇所。
なんとっ!1か所の避難所に約4000人の割り当てになる計算なのです!!!
せいぜい、避難所には収容できて200人が限度。なので、ほとんどの方が入れない!という訳なのです。こ、これは大変!!
そして、避難所には、優先的に入るべき人がいると。
具体的に優先されるのは、「ケアが必要な人」「避難勧告の出た人」「家の倒壊で生活困難な人」になると。
単に乳幼児がいる!というだけでは、特別扱いはされないと思っておいた方が良さそうです。
というわけで結論!
「避難所は、あくまでも自力・自宅で生活することが困難な方がやむを得ず一時的に身を寄せる場所」
むむー。一同、納得でした。

会場内のスペースで遊ぶ子ども達……賑やかでした・笑
ではでは、避難所ってほんとに行かない方がいいの?行かないと支援物資がもらえないんじゃないの?
行かないと損なのでは…そんな疑問については、次のテーマで話していただきました。
☆避難所のメリットデメリット
【メリット】は、、、
①ケアの必要な人にとっては、周りに人の目があり、人の手があることで安心
②出産時期の近いママなど、一人でいることに不安を感じる人にとっては安心
③情報が入ってきやすい など
反対に
【デメリット】は、、、
①感染症の危険(衛生状態が良くないため)
②避難所運営スタッフとしての役割(子連れで、その役割が担えるかどうか疑問)
③お子さんの騒音問題(肩身の狭い思いをすることは間違いない)
④犯罪の危険 など
デメリットを聞いていると、会場は段々とドンヨリとした空気に…笑
特に④の犯罪については、なかなか報道として取り上げられにくい問題で、表には出てきていませんが、東日本大震災の際にも多数あったとのこと。講座では、具体的な事例を話していただきました。
その話を聞いて、ますます会場はドンヨリ。。。
でも、「知る」って大切ですね。そんな避難所の現状を知ることで、わざわざ大切な子どもを避難所に連れて行くもんか!そんな気がしてきます。
(もちろん、真摯に避難所運営にあたっているスタッフの方々を否定するのではなく、あくまでも、その方々の手の届かないところで、いろんな問題が起こりうるということです。)
というわけで結論!
「小さなお子さんがいるご家庭は、自宅で避難生活を送るのがベター。」
避難所は、子連れではとても生活できる環境ではないので(衛生問題や、お子さんの騒音問題などなどから)、住み慣れた自宅で避難生活が送れるようにすることが、ママにとってもお子さんにとってもストレスの少ない選択になるということですね。
津波被害の危険性のある沿岸部にお住まいの方たちはこの限りでは有りませんが、確かに、避難所でしか得られない情報や物資があるとはいえ、「基本的な生活はおうちで」ということを念頭に置いた方が良さそうです。
さて、ではその自宅避難生活をするために、ポイントとなることは?
次のテーマで説明頂きました。
☆自宅での避難生活に必要なこと
①安全な家と部屋を確保すること……昭和56年以降に建てられた家/家具の固定
②最低限の備蓄をすること……ローリングストックとママバッグと車の対策
③ママバッグを防災仕様にすること……日ごろの用意をバッグと車に
④公助と共助を理解すること……公助と共助を把握して仏子糸情報をキャッチ
お気づきの方もいるかもしれませんが、本講座が4回シリーズになっているのは、この4つのポイントを一つずつテーマにして組み立てているからなのですっ!今回の第1回目の講座のテーマは、このポイントの内、「①安全な家と部屋を確保すること」。普段お子さんと長い時間を過ごす部屋を見直してみよう!ということで、受講生の皆さんと一緒に考え、どんな小さなことでもいいから、皆さんが実行に移せるようにと願って開催したものなのです。
そして、講座はグループワークへと移っていきます。
受講生の皆さんに、それぞれご自宅の間取り図を書いて頂き、話し合いの時間をもちました。

続きはまた次回アップします。
次回は、安全な家と部屋のポイントと、グループワークについて、レポートします!
モミコ
昨年4回シリーズで開催した本講座。好評につきリピート開催した、その第1回目の講座なのでした!
今回、土曜開催を試みてみたものの、参加者が集まるか心配していましたが、
見学に見えた方も含めて、合計18名の方に受講いただきました。
受講頂いた皆様、お子さんを連れての受講は大変な面もあったかと思います。貴重な土曜日の時間をこの講座に割いていただき、ありがとうございました!

講師はおなじみ!沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良綾乃さんです。
最近、ママ向けの防災講座の講師としてあちこち引っ張りダコの高良さん♪
「防災」というと、どこから手をつけていいか分からなくなりがちですが、色々な情報がある中で、ママ達が何を優先して、どこにポイントに置いて対策したらいいのか、いつもスッキリ整理して伝えてくださいます。tasukiは本当に素晴らしい講師に恵まれています\(^o^)/
少し脱線しますが、、、高良さんは、本業でお弁当講師をされています。
気になる方は、こちらのブログをチェック!(http://ameblo.jp/vege-takarabako/)たまに防災ネタもアップされるので、要チェックブログですよー(*^_^*)
さて、
今回の講座のテーマは「子どもを守る部屋づくり」。
こんな流れで進んで行きましたよー。
☆避難所ってどんなとこ?
☆避難所のメリット・デメリット
☆自宅での避難生活に必要なこと
☆安全な家と部屋のポイント
☆【ワーク】家庭内DIG
それぞれ、振り返ってみますね。
☆避難所ってどんなとこ?
「大地震が来たら、とりあえず避難所へ行けばいいや!
そう考えていませんか??」
という高良さんの問いかけに、参加者もうなずき気味……。
そこで、避難所の現状をおさえるところから。
沼津市を例に挙げ、沼津市民がみーんなそれぞれ避難所に駆け込んだらどうなるかを説明していただきました。
沼津市の人口は約20万人。そして、沼津市内の避難所の数は約50箇所。
なんとっ!1か所の避難所に約4000人の割り当てになる計算なのです!!!
せいぜい、避難所には収容できて200人が限度。なので、ほとんどの方が入れない!という訳なのです。こ、これは大変!!
そして、避難所には、優先的に入るべき人がいると。
具体的に優先されるのは、「ケアが必要な人」「避難勧告の出た人」「家の倒壊で生活困難な人」になると。
単に乳幼児がいる!というだけでは、特別扱いはされないと思っておいた方が良さそうです。
というわけで結論!
「避難所は、あくまでも自力・自宅で生活することが困難な方がやむを得ず一時的に身を寄せる場所」
むむー。一同、納得でした。

ではでは、避難所ってほんとに行かない方がいいの?行かないと支援物資がもらえないんじゃないの?
行かないと損なのでは…そんな疑問については、次のテーマで話していただきました。
☆避難所のメリットデメリット
【メリット】は、、、
①ケアの必要な人にとっては、周りに人の目があり、人の手があることで安心
②出産時期の近いママなど、一人でいることに不安を感じる人にとっては安心
③情報が入ってきやすい など
反対に
【デメリット】は、、、
①感染症の危険(衛生状態が良くないため)
②避難所運営スタッフとしての役割(子連れで、その役割が担えるかどうか疑問)
③お子さんの騒音問題(肩身の狭い思いをすることは間違いない)
④犯罪の危険 など
デメリットを聞いていると、会場は段々とドンヨリとした空気に…笑
特に④の犯罪については、なかなか報道として取り上げられにくい問題で、表には出てきていませんが、東日本大震災の際にも多数あったとのこと。講座では、具体的な事例を話していただきました。
その話を聞いて、ますます会場はドンヨリ。。。
でも、「知る」って大切ですね。そんな避難所の現状を知ることで、わざわざ大切な子どもを避難所に連れて行くもんか!そんな気がしてきます。
(もちろん、真摯に避難所運営にあたっているスタッフの方々を否定するのではなく、あくまでも、その方々の手の届かないところで、いろんな問題が起こりうるということです。)
というわけで結論!
「小さなお子さんがいるご家庭は、自宅で避難生活を送るのがベター。」
避難所は、子連れではとても生活できる環境ではないので(衛生問題や、お子さんの騒音問題などなどから)、住み慣れた自宅で避難生活が送れるようにすることが、ママにとってもお子さんにとってもストレスの少ない選択になるということですね。
津波被害の危険性のある沿岸部にお住まいの方たちはこの限りでは有りませんが、確かに、避難所でしか得られない情報や物資があるとはいえ、「基本的な生活はおうちで」ということを念頭に置いた方が良さそうです。
さて、ではその自宅避難生活をするために、ポイントとなることは?
次のテーマで説明頂きました。
☆自宅での避難生活に必要なこと
①安全な家と部屋を確保すること……昭和56年以降に建てられた家/家具の固定
②最低限の備蓄をすること……ローリングストックとママバッグと車の対策
③ママバッグを防災仕様にすること……日ごろの用意をバッグと車に
④公助と共助を理解すること……公助と共助を把握して仏子糸情報をキャッチ
お気づきの方もいるかもしれませんが、本講座が4回シリーズになっているのは、この4つのポイントを一つずつテーマにして組み立てているからなのですっ!今回の第1回目の講座のテーマは、このポイントの内、「①安全な家と部屋を確保すること」。普段お子さんと長い時間を過ごす部屋を見直してみよう!ということで、受講生の皆さんと一緒に考え、どんな小さなことでもいいから、皆さんが実行に移せるようにと願って開催したものなのです。
そして、講座はグループワークへと移っていきます。
受講生の皆さんに、それぞれご自宅の間取り図を書いて頂き、話し合いの時間をもちました。

続きはまた次回アップします。
次回は、安全な家と部屋のポイントと、グループワークについて、レポートします!
モミコ
2015年06月04日
第一回 ママのための防災講座 参加者募集!
すっかりご無沙汰しております・・・
入園入学進級で慌ただしい4月5月が過ぎ、もう6月に突入!
ポケーっとしている間に月日はどんどん過ぎて行き、若干、いえ、かなり焦っております(苦笑)
さて、今日はtasuki主催『ママのための防災講座』の参加者募集のお知らせです。
昨年度、大好評だったこちらの全4回の講座をまた3月までに4回に渡り、開催いたします。
その第1回目の講座について、参加者を大募集いたします!
今回のテーマは「子どもを守る部屋づくり」。
自宅で避難できるよう、その心構えから、家庭内DIGの実習、そしてアクションのポイントを盛り込んだ、充実した内容です。
今回は初の土曜開催♪パパさんも、ぜひご一緒にご参加ください!

『第1回ママのための防災講座 with tasuki ~子どもを守る部屋づくり 』
【主催】子育て応援サークルtasuki
【日時】平成27年6月20日(土)10:00~11:30
【場所】門池地区センター2階小会議室
【対象】子育て中の親御さん 20組
【託児】5名(0歳~2歳11カ月)※3歳以上のお子様は同席をお願いします。
【受講料】500円(1家族につき)
【託児料】300円
※希望者多数の場合は先着順とさせていただきます。
※受講できない方には6/15以降にご連絡いたします。
連絡のない方は受講可能です。
※申し込みを取り消し・キャンセルされる場合は必ずご連絡ください。
【内容】
・避難所の現実を知ろう!
・自宅避難を目指そう!
・家庭内dig
・防災・減災グッズの紹介 など
【申込み・問合せ】子育て応援サークルtasuki
下記メールアドレス宛に、①~④の内容を明記の上、お申し込みください。
①保護者氏名(ご夫婦で参加される場合はご夫婦ともご記入ください)
②住所・電話番号③託児希望(有・無)
④託児希望の場合、お子さんのお名前(ひらがな)・年齢(○歳○ヶ月)
MAIL:staff.tasuki☆gmail.com(☆を@に変えて送信ください)
この防災講座は、「なかなか意識を継続することが難しいけれども、小さなお子さんを抱えるママにとっては、子どもと家族を守るために大切なこと……防災。一人では難しいけれど、一緒に楽しく学ぼう!行動に起こそう!そして、地震に強いママになろう!」そんな願いを持って、数回に分けて企画している、tasukiオリジナル講座です。
今回は全4回シリーズの初回。第1回から第3回までは自助(自らと家族の命は自らが守ること・備えること)がテーマです。第4回は共助(近隣が助け合って地域を守ること・備えること)と公助(公的機関や企業による応急・復旧対策活動)がテーマです。いつからでも、何回でも参加OK!
今後の予定は、このようになっています↓
【第2回】無理なくできる!日ごろからの備蓄(9月開催予定)
【第3回】ママバッグを防災仕様に!(12月開催予定)
【第4回】公助と共助~学ぼう助け合いのココロ~(3月開催予定)
講師には、tasukiの強力な防災パートナーである高良綾乃さん(沼津市災害ボランティアコーディネーター協会所属)が全面的に協力してくださっています。
高良さんのお話は、いつも整理されていて、具体的で前向き!スタッフはいつもハッとさせられ、いい刺激を頂いています。
☆講師 高良さんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/ayaraccho
今まで受講された方も、受講されなかった方も、いつからでもご一緒に、私たちと防災を楽しく学んでみませんか?
皆さまからのご応募をお待ちしております!
入園入学進級で慌ただしい4月5月が過ぎ、もう6月に突入!
ポケーっとしている間に月日はどんどん過ぎて行き、若干、いえ、かなり焦っております(苦笑)
さて、今日はtasuki主催『ママのための防災講座』の参加者募集のお知らせです。
昨年度、大好評だったこちらの全4回の講座をまた3月までに4回に渡り、開催いたします。
その第1回目の講座について、参加者を大募集いたします!
今回のテーマは「子どもを守る部屋づくり」。
自宅で避難できるよう、その心構えから、家庭内DIGの実習、そしてアクションのポイントを盛り込んだ、充実した内容です。
今回は初の土曜開催♪パパさんも、ぜひご一緒にご参加ください!

『第1回ママのための防災講座 with tasuki ~子どもを守る部屋づくり 』
【主催】子育て応援サークルtasuki
【日時】平成27年6月20日(土)10:00~11:30
【場所】門池地区センター2階小会議室
【対象】子育て中の親御さん 20組
【託児】5名(0歳~2歳11カ月)※3歳以上のお子様は同席をお願いします。
【受講料】500円(1家族につき)
【託児料】300円
※希望者多数の場合は先着順とさせていただきます。
※受講できない方には6/15以降にご連絡いたします。
連絡のない方は受講可能です。
※申し込みを取り消し・キャンセルされる場合は必ずご連絡ください。
【内容】
・避難所の現実を知ろう!
・自宅避難を目指そう!
・家庭内dig
・防災・減災グッズの紹介 など
【申込み・問合せ】子育て応援サークルtasuki
下記メールアドレス宛に、①~④の内容を明記の上、お申し込みください。
①保護者氏名(ご夫婦で参加される場合はご夫婦ともご記入ください)
②住所・電話番号③託児希望(有・無)
④託児希望の場合、お子さんのお名前(ひらがな)・年齢(○歳○ヶ月)
MAIL:staff.tasuki☆gmail.com(☆を@に変えて送信ください)
この防災講座は、「なかなか意識を継続することが難しいけれども、小さなお子さんを抱えるママにとっては、子どもと家族を守るために大切なこと……防災。一人では難しいけれど、一緒に楽しく学ぼう!行動に起こそう!そして、地震に強いママになろう!」そんな願いを持って、数回に分けて企画している、tasukiオリジナル講座です。
今回は全4回シリーズの初回。第1回から第3回までは自助(自らと家族の命は自らが守ること・備えること)がテーマです。第4回は共助(近隣が助け合って地域を守ること・備えること)と公助(公的機関や企業による応急・復旧対策活動)がテーマです。いつからでも、何回でも参加OK!
今後の予定は、このようになっています↓
【第2回】無理なくできる!日ごろからの備蓄(9月開催予定)
【第3回】ママバッグを防災仕様に!(12月開催予定)
【第4回】公助と共助~学ぼう助け合いのココロ~(3月開催予定)
講師には、tasukiの強力な防災パートナーである高良綾乃さん(沼津市災害ボランティアコーディネーター協会所属)が全面的に協力してくださっています。
高良さんのお話は、いつも整理されていて、具体的で前向き!スタッフはいつもハッとさせられ、いい刺激を頂いています。
☆講師 高良さんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/ayaraccho
今まで受講された方も、受講されなかった方も、いつからでもご一緒に、私たちと防災を楽しく学んでみませんか?
皆さまからのご応募をお待ちしております!