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子育て応援サークル『tasuki』は、沼津市の未就園児をもつママ達が集まり発足しました。現在、6名のメンバーで活動しています。

『tasuki』ロゴマークには、『ママの手でつくる・つなげる・かたちにする』をコンセプトに、刺繍をモチーフにして『tasuki』がフリーペーパーを通して、ママ達を応援し、共にありたいと願う気持ちを込めています。

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2015年06月24日

第1回ママのための防災講座 開催報告①

6/20(土)にママのための防災講座を開催しました!
昨年4回シリーズで開催した本講座。好評につきリピート開催した、その第1回目の講座なのでした!
今回、土曜開催を試みてみたものの、参加者が集まるか心配していましたが、
見学に見えた方も含めて、合計18名の方に受講いただきました。
受講頂いた皆様、お子さんを連れての受講は大変な面もあったかと思います。貴重な土曜日の時間をこの講座に割いていただき、ありがとうございました!



講師はおなじみ!沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良綾乃さんです。
最近、ママ向けの防災講座の講師としてあちこち引っ張りダコの高良さん♪
「防災」というと、どこから手をつけていいか分からなくなりがちですが、色々な情報がある中で、ママ達が何を優先して、どこにポイントに置いて対策したらいいのか、いつもスッキリ整理して伝えてくださいます。tasukiは本当に素晴らしい講師に恵まれています\(^o^)/
少し脱線しますが、、、高良さんは、本業でお弁当講師をされています。
気になる方は、こちらのブログをチェック!(http://ameblo.jp/vege-takarabako/たまに防災ネタもアップされるので、要チェックブログですよー(*^_^*)

さて、講師へのゴマスリはここまでにして本題に戻りまして・笑
今回の講座のテーマは「子どもを守る部屋づくり」
こんな流れで進んで行きましたよー。

☆避難所ってどんなとこ?
☆避難所のメリット・デメリット
☆自宅での避難生活に必要なこと
☆安全な家と部屋のポイント
☆【ワーク】家庭内DIG


それぞれ、振り返ってみますね。

☆避難所ってどんなとこ?

「大地震が来たら、とりあえず避難所へ行けばいいや!
そう考えていませんか??」

という高良さんの問いかけに、参加者もうなずき気味……。
そこで、避難所の現状をおさえるところから。
沼津市を例に挙げ、沼津市民がみーんなそれぞれ避難所に駆け込んだらどうなるかを説明していただきました。
沼津市の人口は約20万人。そして、沼津市内の避難所の数は約50箇所。
なんとっ!1か所の避難所に約4000人の割り当てになる計算なのです!!!
せいぜい、避難所には収容できて200人が限度。なので、ほとんどの方が入れない!という訳なのです。こ、これは大変!!

そして、避難所には、優先的に入るべき人がいると。
具体的に優先されるのは、「ケアが必要な人」「避難勧告の出た人」「家の倒壊で生活困難な人」になると。
単に乳幼児がいる!というだけでは、特別扱いはされないと思っておいた方が良さそうです。


というわけで結論!

「避難所は、あくまでも自力・自宅で生活することが困難な方がやむを得ず一時的に身を寄せる場所」

むむー。一同、納得でした。

子ども達

会場内のスペースで遊ぶ子ども達……賑やかでした・笑

ではでは、避難所ってほんとに行かない方がいいの?行かないと支援物資がもらえないんじゃないの?
行かないと損なのでは…そんな疑問については、次のテーマで話していただきました。

☆避難所のメリットデメリット

【メリット】は、、、

①ケアの必要な人にとっては、周りに人の目があり、人の手があることで安心

②出産時期の近いママなど、一人でいることに不安を感じる人にとっては安心

③情報が入ってきやすい など


反対に
【デメリット】は、、、

①感染症の危険(衛生状態が良くないため)

②避難所運営スタッフとしての役割(子連れで、その役割が担えるかどうか疑問)

③お子さんの騒音問題(肩身の狭い思いをすることは間違いない)

④犯罪の危険  など
 

デメリットを聞いていると、会場は段々とドンヨリとした空気に…笑
特に④の犯罪については、なかなか報道として取り上げられにくい問題で、表には出てきていませんが、東日本大震災の際にも多数あったとのこと。講座では、具体的な事例を話していただきました。
その話を聞いて、ますます会場はドンヨリ。。。
でも、「知る」って大切ですね。そんな避難所の現状を知ることで、わざわざ大切な子どもを避難所に連れて行くもんか!そんな気がしてきます。
(もちろん、真摯に避難所運営にあたっているスタッフの方々を否定するのではなく、あくまでも、その方々の手の届かないところで、いろんな問題が起こりうるということです。)

というわけで結論!

「小さなお子さんがいるご家庭は、自宅で避難生活を送るのがベター。」

避難所は、子連れではとても生活できる環境ではないので(衛生問題や、お子さんの騒音問題などなどから)、住み慣れた自宅で避難生活が送れるようにすることが、ママにとってもお子さんにとってもストレスの少ない選択になるということですね。
津波被害の危険性のある沿岸部にお住まいの方たちはこの限りでは有りませんが、確かに、避難所でしか得られない情報や物資があるとはいえ、「基本的な生活はおうちで」ということを念頭に置いた方が良さそうです。

さて、ではその自宅避難生活をするために、ポイントとなることは?
次のテーマで説明頂きました。

☆自宅での避難生活に必要なこと

①安全な家と部屋を確保すること……昭和56年以降に建てられた家/家具の固定 

②最低限の備蓄をすること……ローリングストックとママバッグと車の対策

③ママバッグを防災仕様にすること……日ごろの用意をバッグと車に

④公助と共助を理解すること……公助と共助を把握して仏子糸情報をキャッチ

お気づきの方もいるかもしれませんが、本講座が4回シリーズになっているのは、この4つのポイントを一つずつテーマにして組み立てているからなのですっ!今回の第1回目の講座のテーマは、このポイントの内、「①安全な家と部屋を確保すること」。普段お子さんと長い時間を過ごす部屋を見直してみよう!ということで、受講生の皆さんと一緒に考え、どんな小さなことでもいいから、皆さんが実行に移せるようにと願って開催したものなのです。

そして、講座はグループワークへと移っていきます。
受講生の皆さんに、それぞれご自宅の間取り図を書いて頂き、話し合いの時間をもちました。





続きはまた次回アップします。
次回は、安全な家と部屋のポイントと、グループワークについて、レポートします!

モミコ  


Posted by tasuki at 10:27Comments(0)主催イベント日記