2014年11月02日
第3回ママのための防災講座 開催報告①
10/30(木)に『第3回ママのための防災講座』を開催しました!
1回目のテーマは『子どもを守る部屋づくり』、2回目は『無理なくできる!日ごろからの備蓄』でした。そして今回は『ママバッグを防災仕様に』。普段持ち歩くママバッグに+αすることで、防災力をアップさせよう!というテーマでした。
今回も講師は沼津市災害ボランティアコーディネーター協会災害対策委員会の高良綾乃さん。(無駄なく、分かりやすくお話して下さり、スタッフも頼りっぱなしです。ありがとうございました!)
講座は高良さんの講義からスタートです。
『発災後、どんなことが起きるのか?』を具体的にイメージできるようにお話いただきました。災害に対応するためのグッズにばかり目がいきがちですが、必要なものは人それぞれ。状況を把握して、その時に必要な物は何かを考えるためです。
◆屋内◆物の落下、倒壊、停電、火災、煙、ホコリ、閉じ込められ
◆屋外◆物の落下、雨風、物の倒壊、交通事故、交通マヒ、液状化、川の氾濫、津波、迷子
◆その他◆暑い、寒い、暗い、空腹、ケガ、情報混乱、不安、子どもが泣く、犯罪、トイレ
私個人的にですが、「迷子」は初耳でした。混乱を避けたり、津波から逃げているうちに道が分からなくなってしまうこともあるそう。なるほど~でした。

続いて、実際に発災後に必要になるものは何なのか、受講者の皆さんに考えて頂くワークに入ります。
【1】
決められた事は1,今、震度6強の地震が発生(会場である沼津市門池で被災)
2,24時間以内に自宅避難を目指す
3,乳幼児のママの立場で
4、自宅が津波、土砂崩れの恐れがなく、1982年以降の建物
これらの条件のもと、必要になる物を書き出す。
考え易いように、①頭や呼吸を守るもの②暑さ、寒さ対策③飲食品④衛生用品⑤情報収集⑥その他のカテゴリーに分けて考えます。
マスク、タオル、防災頭巾、毛布、お菓子、水、絆創膏、スマホ充電器、などなど・・・皆さん悩みながらもいろいろな意見を出して下さいました。

【2】
各グループ内で出た意見について話し合う。
『下痢止め薬』と意見が出たグループでは、医療関係に従事していたママさんから「止めずに出してしまう方が、身体にとっては良いので、下痢止め薬を用意するより、簡易トイレ等の対策をしっかりした方がいいのでは」なんて意見も!
スタッフで事前に話し合った時にはこの薬、大絶賛だったんですよね・・。トイレ事情が良くない災害時、できればトイレの回数を減らせたらなんて思ってました。でもこのような考え方もあるんですね~。ここでもなるほど~。
ちなみに、どちらが正解でどちらが間違ってるとかないんですよ。どちらも正解。必要なものは人それぞれですから。
これがこの講座の一番の目的。渡されたリストを基にバッグの中身を準備したとしても、全部揃えるとすっごく重いんです。中にはあれば便利だけど、あまり使わないかもという物も。それなら本当に必要な物だけを確実に持っていた方が現実的ですし、準備もし易いですよね。
皆さんで和気あいあい、時々子どもをあやしながら話合いは続きます。
続きは『開催報告②』へ。
(うちだ)
1回目のテーマは『子どもを守る部屋づくり』、2回目は『無理なくできる!日ごろからの備蓄』でした。そして今回は『ママバッグを防災仕様に』。普段持ち歩くママバッグに+αすることで、防災力をアップさせよう!というテーマでした。
今回も講師は沼津市災害ボランティアコーディネーター協会災害対策委員会の高良綾乃さん。(無駄なく、分かりやすくお話して下さり、スタッフも頼りっぱなしです。ありがとうございました!)
講座は高良さんの講義からスタートです。
『発災後、どんなことが起きるのか?』を具体的にイメージできるようにお話いただきました。災害に対応するためのグッズにばかり目がいきがちですが、必要なものは人それぞれ。状況を把握して、その時に必要な物は何かを考えるためです。
◆屋内◆物の落下、倒壊、停電、火災、煙、ホコリ、閉じ込められ
◆屋外◆物の落下、雨風、物の倒壊、交通事故、交通マヒ、液状化、川の氾濫、津波、迷子
◆その他◆暑い、寒い、暗い、空腹、ケガ、情報混乱、不安、子どもが泣く、犯罪、トイレ
私個人的にですが、「迷子」は初耳でした。混乱を避けたり、津波から逃げているうちに道が分からなくなってしまうこともあるそう。なるほど~でした。

続いて、実際に発災後に必要になるものは何なのか、受講者の皆さんに考えて頂くワークに入ります。
【1】
決められた事は1,今、震度6強の地震が発生(会場である沼津市門池で被災)
2,24時間以内に自宅避難を目指す
3,乳幼児のママの立場で
4、自宅が津波、土砂崩れの恐れがなく、1982年以降の建物
これらの条件のもと、必要になる物を書き出す。
考え易いように、①頭や呼吸を守るもの②暑さ、寒さ対策③飲食品④衛生用品⑤情報収集⑥その他のカテゴリーに分けて考えます。
マスク、タオル、防災頭巾、毛布、お菓子、水、絆創膏、スマホ充電器、などなど・・・皆さん悩みながらもいろいろな意見を出して下さいました。

【2】
各グループ内で出た意見について話し合う。
『下痢止め薬』と意見が出たグループでは、医療関係に従事していたママさんから「止めずに出してしまう方が、身体にとっては良いので、下痢止め薬を用意するより、簡易トイレ等の対策をしっかりした方がいいのでは」なんて意見も!
スタッフで事前に話し合った時にはこの薬、大絶賛だったんですよね・・。トイレ事情が良くない災害時、できればトイレの回数を減らせたらなんて思ってました。でもこのような考え方もあるんですね~。ここでもなるほど~。
ちなみに、どちらが正解でどちらが間違ってるとかないんですよ。どちらも正解。必要なものは人それぞれですから。
これがこの講座の一番の目的。渡されたリストを基にバッグの中身を準備したとしても、全部揃えるとすっごく重いんです。中にはあれば便利だけど、あまり使わないかもという物も。それなら本当に必要な物だけを確実に持っていた方が現実的ですし、準備もし易いですよね。
皆さんで和気あいあい、時々子どもをあやしながら話合いは続きます。
続きは『開催報告②』へ。
(うちだ)
Posted by tasuki at 20:05│Comments(0)
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