2014年07月26日
第2回ママのための防災講座 開催報告①
毎日暑いですね~。そしていよいよ子どもたちは夏休みに突入!
tasukiスタッフには幼稚園児をかかえるママが多いので、これから始まる
一ヶ月半を思うと気が重く・・・いえいえ、頑張りがいがあるのです(笑)
子どもたちをどこへ連れて行ってあげようかなぁと考えながらも、
tasuki秋号の制作と、『第3回ママのための防災講座』の準備を始めています。
昨日(7/25)、FBにアップした通り、防災講座のミーティングを行いました。
そこで、復習の意味も込めまして第2回講座の報告をさせていただきますね。
(遅っ!すみません・・・)
5/13(火)『第2回ママのための防災講座』の開催報告①

今回も講義をして下さったのは沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良さん。第1回講座で教えていただいた「自宅避難生活のすすめ」という考え方を基本に、今回のテーマ「備蓄」のポイントを3つに分けて教えていただきました。
『ポイント1:備蓄の量について』
静岡県は2週間分の備蓄を推奨していますが、具体的なライフラインの復旧時期から適正な量を考えます。
電気:一番復旧が早く、翌日~2週間程度で復旧する。手回し充電器を用意している方は、災害時に初めて使うのではなく一度使ってみると良い。
水道:1週間~1,2ヶ月で復旧する。2週間位で給水者による支給や支援物資の配給が期待できる。飲料水として必要になるのは3リットル×14日分×家族人数分。それ以外にも生活用水も確保したい。賞味期限の切れた飲料用水を生活用水へ回すこともできる。生活用水をポリタンクへためておく場合は、台所用漂白剤を少量入れると長持ちする。
ガス:最も時間がかかる。2週間~2ヶ月程度。食品の加熱の為、お湯を沸かす為、冬に暖をとる為にもすぐに必要になるもの。カセットコンロとボンベは必ず備蓄を!家庭用ガスボンベ1本(250g)で80~120分使用可能。実際に調理してみてどのくらい時間がかかるか把握しておく。自分の家庭の必要量を知り、必要本数を決めると良い。
『ポイント2:種類と保管について』
A、B、Cの3つのカテゴリーに分けて考えます。
備蓄A:ローリングストック(日頃使うものを+α買い足していつもの場所に配置)
米、レトルト食品、缶詰、乾物、調味料、トイレットペーパー、おむつ・・・等
備蓄B:災害用品(災害時にしか使わないものを押し入れや車内などに配置)
ポリタンクの水、簡易トイレ、ヘッドライト・・・等
備蓄C:持出バック(避難する際に持ち出すバックを玄関近くに配置)
中身の基本はMAXではなく、MINIMUMで!
あった方がいいより、ないと困るを考える。
災害専用品より、使い慣れた日用品を活用すること。
※持出バックの中身については第3回講座のテーマにして『ママ仕様の防災バック』を皆さんと考えていきたいと思っています!
『ポイント3:活用法について』
電気、ガス、水道の節約方法はネットや資料がたくさんありますが、知っているだけではダメ。大切なのはそれらの行動に「普段から慣れておく」こと。慣れれば不便ではなくなるし、ストレスも軽減する。
オススメ活用法は「おうちキャンプ」。3/11や9/1など日にちを決めて実施。
①一日に使用できる水と食料を制限する。
②カセットコンロやヘッドライトだけで生活してみる。
③トイレはバケツの水を使う。
④お風呂は使わず、蒸しタオルや水のいらないシャンプーを使う。
備蓄食品の賞味期限の確認もでき、ライトの機能なども確認できる。
制限のある中での調理はママのトレーニングにもなる。
家族みんなで体験を共有して、助け合って防災教育に繋げよう!
・・・・講義はここまで。皆さんメモをとったり、「へぇー」と驚いたり、熱心に聞いて下さっていました。防災用品を揃えなくては、と思いながらも具体的に必要なモノやどれだけ用意すればいいのかが分からずに結局手つかず・・・そんなママさんも多いと思いますが、高良さんの講義で何となくやるべきことが見えてきたのではないかと思います。tasukiが目指す『自分と自分の家族を自ら守る、地震に強いママ』に一歩近づけたかな? ☆高良さんのブログにも講座の様子がアップされています☆
講座は後半のサバ飯(サバイバルご飯)調理実習へ続きます。
その様子は「開催報告②」でご紹介しますね。
(うっちぃ)
tasukiスタッフには幼稚園児をかかえるママが多いので、これから始まる
一ヶ月半を思うと
子どもたちをどこへ連れて行ってあげようかなぁと考えながらも、
tasuki秋号の制作と、『第3回ママのための防災講座』の準備を始めています。
昨日(7/25)、FBにアップした通り、防災講座のミーティングを行いました。
そこで、復習の意味も込めまして第2回講座の報告をさせていただきますね。
(遅っ!すみません・・・)
5/13(火)『第2回ママのための防災講座』の開催報告①

今回も講義をして下さったのは沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良さん。第1回講座で教えていただいた「自宅避難生活のすすめ」という考え方を基本に、今回のテーマ「備蓄」のポイントを3つに分けて教えていただきました。
『ポイント1:備蓄の量について』
静岡県は2週間分の備蓄を推奨していますが、具体的なライフラインの復旧時期から適正な量を考えます。
電気:一番復旧が早く、翌日~2週間程度で復旧する。手回し充電器を用意している方は、災害時に初めて使うのではなく一度使ってみると良い。
水道:1週間~1,2ヶ月で復旧する。2週間位で給水者による支給や支援物資の配給が期待できる。飲料水として必要になるのは3リットル×14日分×家族人数分。それ以外にも生活用水も確保したい。賞味期限の切れた飲料用水を生活用水へ回すこともできる。生活用水をポリタンクへためておく場合は、台所用漂白剤を少量入れると長持ちする。
ガス:最も時間がかかる。2週間~2ヶ月程度。食品の加熱の為、お湯を沸かす為、冬に暖をとる為にもすぐに必要になるもの。カセットコンロとボンベは必ず備蓄を!家庭用ガスボンベ1本(250g)で80~120分使用可能。実際に調理してみてどのくらい時間がかかるか把握しておく。自分の家庭の必要量を知り、必要本数を決めると良い。
『ポイント2:種類と保管について』
A、B、Cの3つのカテゴリーに分けて考えます。
備蓄A:ローリングストック(日頃使うものを+α買い足していつもの場所に配置)
米、レトルト食品、缶詰、乾物、調味料、トイレットペーパー、おむつ・・・等
備蓄B:災害用品(災害時にしか使わないものを押し入れや車内などに配置)
ポリタンクの水、簡易トイレ、ヘッドライト・・・等
備蓄C:持出バック(避難する際に持ち出すバックを玄関近くに配置)
中身の基本はMAXではなく、MINIMUMで!
あった方がいいより、ないと困るを考える。
災害専用品より、使い慣れた日用品を活用すること。
※持出バックの中身については第3回講座のテーマにして『ママ仕様の防災バック』を皆さんと考えていきたいと思っています!
『ポイント3:活用法について』
電気、ガス、水道の節約方法はネットや資料がたくさんありますが、知っているだけではダメ。大切なのはそれらの行動に「普段から慣れておく」こと。慣れれば不便ではなくなるし、ストレスも軽減する。
オススメ活用法は「おうちキャンプ」。3/11や9/1など日にちを決めて実施。
①一日に使用できる水と食料を制限する。
②カセットコンロやヘッドライトだけで生活してみる。
③トイレはバケツの水を使う。
④お風呂は使わず、蒸しタオルや水のいらないシャンプーを使う。
備蓄食品の賞味期限の確認もでき、ライトの機能なども確認できる。
制限のある中での調理はママのトレーニングにもなる。
家族みんなで体験を共有して、助け合って防災教育に繋げよう!
・・・・講義はここまで。皆さんメモをとったり、「へぇー」と驚いたり、熱心に聞いて下さっていました。防災用品を揃えなくては、と思いながらも具体的に必要なモノやどれだけ用意すればいいのかが分からずに結局手つかず・・・そんなママさんも多いと思いますが、高良さんの講義で何となくやるべきことが見えてきたのではないかと思います。tasukiが目指す『自分と自分の家族を自ら守る、地震に強いママ』に一歩近づけたかな? ☆高良さんのブログにも講座の様子がアップされています☆
講座は後半のサバ飯(サバイバルご飯)調理実習へ続きます。
その様子は「開催報告②」でご紹介しますね。
(うっちぃ)
Posted by tasuki at 22:56│Comments(0)
│主催イベント日記