2014年02月02日
ママのための防災講座 開催報告②
開催報告の続き・・・遅くなってしまいスイマセン。
1月28日に開催した『ママのための防災講座with tasuki』、
メインテーマは“子どもを守る部屋づくり”。
安全な部屋を確保することにテーマを絞り、普段お子さんと長い時間を過ごす部屋を見直してみよう!ということで、受講生の皆さんがより深く考えれるようにと家庭内DIGをワークとして取り入れました。
『家庭内DIG』という言葉、実は私自身、昨年フリーペーパーtasukiの防災特集を組んで色々勉強していく中で知りました。
知らない方も多いであろう『家庭内DIG』について、今日はお話します。
DIGって、そもそも何?!
Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)
の頭文字をとってDIG。
大きな地図を用いて地域で大きな災害が発生する事態を想定し、
危険が予測される地帯または事態をシートの上に書き込んでいく訓練のこと。
例えば、今にも崩れてきそうな、強度がなさそうな塀がある→地震で倒れてくる恐れがある→災害の時はここは通らない方がいい・行政に報告して、直してもらえないか相談しよう といった問題点を見つけ出し、対応策を考えていくリスク・シュミレーションです。
今回は、“地域”を家庭内に置きかえ、より限定された範囲の危険予測とその対応策=家庭内DIG行いました。
静岡県公式HPにも説明が記載されています。
→ 『家庭内DIG ~地震がきても我が家で暮らす方法~』
まずは、沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良さんにDIGについて説明していただき・・・

家庭内DIGスタート!!!
では、実際に受講生のみなさんでやってみよう!!!
①自宅の平面図(見取り図)を書いてみよう!
各自、自分のおうちの見取り図を書いてもらいました。(5分程度で簡単に)
お宅が広い方には、子どもがより長い時間過ごす場所(リビング)を中心に。


②自宅の危険な場所をチェック!
資料に記載したチェックポイントと高良さんがお話くださったチェックポイントを参考に、見取り図上にチェックしました。
・対策がとられているもの・危険ではないと判断出来るところには 『〇』
・少々不安が残るところには 『△』
・対策をとっておらず危険だと思われるところには 『×』

資料に記載したチェック項目です。↓↓↓
□テレビ(飛んでくる)
□本棚(転倒し本が飛び出す)
□ピアノ(部屋の中を動き回る)
□窓(割れて部屋の中に破片が散乱する)
□掛時計(落ちてガラス部分が割れる)
□照明(落下して蛍光灯が割れる)
□食器棚(上扉が開き食器だ落ちて床に散乱する)
□冷蔵庫(転落し出口を塞ぐ)
□電子レンジ(飛んでくる)
□キャスター付の家具(部屋の中を動きまわる)
□大型家具(家具が転倒し中身が散乱する)
□角がとがっているもの(転落し怪我をする)
③グループごとに、判定内容についてグループワークを行い、
対応策について話し合う。
どう対策したらよいか他の方からの意見を聞いたり、他の方が危険だと思った箇所を再認識したり。。。と、グループワークすることで、違った視点からも色々と見えてきました!
まだまだお話したいことがたくさんあるようでしたが、10分という短い時間で切り上げさせてもらいました。

④グループワークしたことを発表し、全体でシェア(意見交換・情報交換)する。
グループ内で話した内容、対応策などを、各グループのtasukiスタッフがまとめて、みんなに発表しました。
各自→グループ→全体 で、シェアすることにより、自分が気が付かなかったところを再認識することや違った見方をすることが出来きました。
ここの内容は次回アップしますね!
⑤自分の課題と実行日を「課題」の欄に記入する。
『最も大切なのは、「帰宅後、本当にアクションにうつす!!!」ということです。
せっかく課題を見つけても、実行にうつさなければ、意味がありません。だからこそ、「自分にとって、現実に、本当にできること」を課題にする必要があります。
そして、実行日(期日)を設定するところまで誘導します。
このような、リアリティのある具体的な提案ができるのが、少人数講座の最大のメリットです。』※高良さんのブログより抜粋
というお話を高良さんにしてもらい、みなさんにそれぞれの課題と期限日を記入してもらいました。
私もですが、小さい子どもがいると(子育て中だと)、こういう講座を受講しても、その場で満足し「あぁ~対策しないとな~」と思うだけで、アクションは後回しになってしまいがちですが、今回はみなさんに記入していただくことでアクションに移すことを促しました。(受講された方!実行できましたかね・・・?)
⑥質疑応答
⑦総括
次回につづく、、、
(杉の希)
1月28日に開催した『ママのための防災講座with tasuki』、
メインテーマは“子どもを守る部屋づくり”。
安全な部屋を確保することにテーマを絞り、普段お子さんと長い時間を過ごす部屋を見直してみよう!ということで、受講生の皆さんがより深く考えれるようにと家庭内DIGをワークとして取り入れました。
『家庭内DIG』という言葉、実は私自身、昨年フリーペーパーtasukiの防災特集を組んで色々勉強していく中で知りました。
知らない方も多いであろう『家庭内DIG』について、今日はお話します。
DIGって、そもそも何?!
Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)
の頭文字をとってDIG。
大きな地図を用いて地域で大きな災害が発生する事態を想定し、
危険が予測される地帯または事態をシートの上に書き込んでいく訓練のこと。
例えば、今にも崩れてきそうな、強度がなさそうな塀がある→地震で倒れてくる恐れがある→災害の時はここは通らない方がいい・行政に報告して、直してもらえないか相談しよう といった問題点を見つけ出し、対応策を考えていくリスク・シュミレーションです。
今回は、“地域”を家庭内に置きかえ、より限定された範囲の危険予測とその対応策=家庭内DIG行いました。
静岡県公式HPにも説明が記載されています。
→ 『家庭内DIG ~地震がきても我が家で暮らす方法~』
まずは、沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良さんにDIGについて説明していただき・・・

家庭内DIGスタート!!!
では、実際に受講生のみなさんでやってみよう!!!
①自宅の平面図(見取り図)を書いてみよう!
各自、自分のおうちの見取り図を書いてもらいました。(5分程度で簡単に)
お宅が広い方には、子どもがより長い時間過ごす場所(リビング)を中心に。


②自宅の危険な場所をチェック!
資料に記載したチェックポイントと高良さんがお話くださったチェックポイントを参考に、見取り図上にチェックしました。
・対策がとられているもの・危険ではないと判断出来るところには 『〇』
・少々不安が残るところには 『△』
・対策をとっておらず危険だと思われるところには 『×』

資料に記載したチェック項目です。↓↓↓
□テレビ(飛んでくる)
□本棚(転倒し本が飛び出す)
□ピアノ(部屋の中を動き回る)
□窓(割れて部屋の中に破片が散乱する)
□掛時計(落ちてガラス部分が割れる)
□照明(落下して蛍光灯が割れる)
□食器棚(上扉が開き食器だ落ちて床に散乱する)
□冷蔵庫(転落し出口を塞ぐ)
□電子レンジ(飛んでくる)
□キャスター付の家具(部屋の中を動きまわる)
□大型家具(家具が転倒し中身が散乱する)
□角がとがっているもの(転落し怪我をする)
③グループごとに、判定内容についてグループワークを行い、
対応策について話し合う。
どう対策したらよいか他の方からの意見を聞いたり、他の方が危険だと思った箇所を再認識したり。。。と、グループワークすることで、違った視点からも色々と見えてきました!
まだまだお話したいことがたくさんあるようでしたが、10分という短い時間で切り上げさせてもらいました。

④グループワークしたことを発表し、全体でシェア(意見交換・情報交換)する。
グループ内で話した内容、対応策などを、各グループのtasukiスタッフがまとめて、みんなに発表しました。
各自→グループ→全体 で、シェアすることにより、自分が気が付かなかったところを再認識することや違った見方をすることが出来きました。
ここの内容は次回アップしますね!
⑤自分の課題と実行日を「課題」の欄に記入する。
『最も大切なのは、「帰宅後、本当にアクションにうつす!!!」ということです。
せっかく課題を見つけても、実行にうつさなければ、意味がありません。だからこそ、「自分にとって、現実に、本当にできること」を課題にする必要があります。
そして、実行日(期日)を設定するところまで誘導します。
このような、リアリティのある具体的な提案ができるのが、少人数講座の最大のメリットです。』※高良さんのブログより抜粋
というお話を高良さんにしてもらい、みなさんにそれぞれの課題と期限日を記入してもらいました。
私もですが、小さい子どもがいると(子育て中だと)、こういう講座を受講しても、その場で満足し「あぁ~対策しないとな~」と思うだけで、アクションは後回しになってしまいがちですが、今回はみなさんに記入していただくことでアクションに移すことを促しました。(受講された方!実行できましたかね・・・?)
⑥質疑応答
⑦総括
次回につづく、、、
(杉の希)