ママのための防災講座 開催報告①

tasuki

2014年01月29日 00:08

1/28(火)、『ママのための防災講座with tasuki』を開催しました!



これから何回かに分けて、その内容をお伝えしていきたいと思います♪
今日は、今回の講座の趣旨からアップさせていただきますね。

会場となったサンウェル沼津では、沼津市内はもとより、長泉町、清水町、裾野市などから足を運んでくださった、防災に関心をよせるママ21名とそのお子さん達をお迎えしました。
余談ですが、小さなお子さんを連れて、10時前に会場入りするのって、結構大変な事なんですよね。。。でも、「そんなの関係ねぇ!」ばりに、皆さんの防災熱は熱いものだったと、後からスタッフ一同は気づくことになります(笑)

さて、今回の講座のテーマは、『子どもを守る部屋づくり』でした。

まずは、沼津市災害ボランティアコーディネーター協会の高良さんより、その心得を教えて頂くところから始まりました。



「大地震が来たら、すぐに避難しなければ!!
そう考える方が多いかと思いますが、避難所は、あくまでも自宅で・自力で生活することが困難な方のための場所です!」

このお話は、スタッフも、高良さんの話をうかがってから、ハッと認識を改めた部分でした。避難所には、収容できる人数に制限があるので、トリアージュによって優先順位をつけられ、そもそも入れてくれないかもしれない、というお話もありました。

そして、

「避難所は、子連れではとても生活できる環境ではないのでは(衛生問題や、お子さんの騒音問題などなどから)。
住み慣れた自宅で避難生活が送れるようにすることが、ママにとってもお子さんにとってもストレスの少ない選択になるのでは…ということでした。

私たちスタッフも、昨年、宮城県で東日本大震災を経験されたママさん達に取材した際に、高良さんと同様のことを実感としてお話いただいていたことがありました。
沿岸部にお住まいの方たちはこの限りでは有りませんが、確かに、避難所でしか得られない情報や物資があるとはいえ、「基本的な生活はおうちで」ということを念頭に置いた方が良さそうです。

その為に、ポイントとなることとして、3つ説明頂きました。

①安全な部屋を確保すること
②最低限の備蓄をすること
③情報を収集&発信すること


今回の講座は、このポイントの内、①安全な部屋を確保することにテーマを絞り、普段お子さんと長い時間を過ごす部屋を見直してみよう!ということで、受講生の皆さんと一緒に考え、どんな小さなことでもいいから、皆さんが実行に移せるようにと願い、組み立てていきました。

そして、講座はグループワークへと移っていきます。
受講生の皆さんに、それぞれご自宅の間取り図を書いて頂き、話し合うのですが、、、



続きはまた次回アップします。

(モミコ)

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